まつやまスポーツフォーラム2017が12日、愛媛県松山市市坪西町の県武道館であった。リオデジャネイロ・パラリンピック柔道日本代表の広瀬悠さん(37)、順子さん(26)夫妻が、10月に愛媛で開かれる全国障害者スポーツ大会に向け「県民に(競技を)見てもらうことで、障害への理解が進めばいい」と呼び掛けた。
 パラリンピックで銅メダルを獲得した順子さんは、大学生の時に病気で視力が悪化したことを振り返り、「もう一度柔道をしたら自信が出るのではないかと思った」と披露。「(病気の前と)同じように柔道ができることが楽しい」と話した。